インプラント 歯を失ってしまったら入れ歯?

事故や虫歯、歯周病などで歯を失ってしまった場合、口腔内だけでなく全身にまで悪影響が及ぶことがあるため、人工歯で補う必要があります。このような場合の一般的な治療法で「入れ歯」をイメージされる方が多いかと思いますが、治療の選択肢はそれだけではありません。

当院では、「入れ歯」のほかに、「インプラント」「ブリッジ」の選択肢をご用意しております。患者様の口腔内の状況とご希望を考慮し、患者様と一緒に治療法を選択いたします。

インプラント・入れ歯・ブリッジの比較
インプラント
メリット インプラント ・審美性が高く、見た目が自然で美しい
・硬い物もしっかり噛める
・顎の骨がやせにくい
・周囲の歯に負担をかけない
・違和感がない
・メインテナンス次第で長期間使用が可能(10年の生存率98%以上)
デメリット ・手術をともない、治療が長期間にわたる(最短で3ヶ月)
・全身疾患がある場合、治療できないことがある
・保険が適用されないため、費用が高額になる
入れ歯
メリット 入れ歯 ・比較的早く簡単に治療が可能
・周囲の歯を削る必要がない
・保険適用のものもあり、その場合は経済的
デメリット ・審美性が低いことがある
・硬い物がしっかり噛めないことがある
・入れ歯が当たるなどして痛い場合がある
・ほかの歯にダメージを与えることがある
・食べ物の味や温度が伝わりにくいことがある
・使用中に外れることがある
・異物感、違和感があることがある
・発音しづらいことがある
・顎の骨や歯ぐきがやせやすい
・食べかすが詰まりやすい
・洗浄後、乾燥による変形を避けるために、就寝時には水に漬けて保管しなければならない
ブリッジ
メリット ブリッジ ・審美性が高い
・違和感が少ない
・比較的早く簡単に治療が可能
デメリット ・支えとなる両隣の歯を削らなければならない
・支えとなる両隣の歯への負担が大きい(特に神経のない歯は割れることがある)
・支えとなる両隣の歯以外の歯(特に下の奥歯)へも、噛む力や削ることにより負担がかかる
・使用中、ずれて食べかすが詰まることがある
・清掃性の問題から、土台の歯を傷めやすい
・長期的にみると結果的に支えている歯や周囲骨を破壊している可能性が高い

Tobi/Unsplash
快適な噛み心地を~インプラント~

インプラント治療とは、失った歯の部分の顎の骨にチタン製のインプラント(人工歯根)を埋め込んで、その上から人工歯を取り付ける治療法です。インプラントは顎の骨としっかり結合して固定されるため、入れ歯やブリッジのようにずれることがなく、本物の歯と同じようにしっかりと噛めます。

しかし、歯を失った場合の治療法として、必ずしもインプラントが最適の治療とは限りません。インプラント治療は、残っているほかの歯を守るための治療法であり、患者様の口腔内の状況を診察したうえでインプラント治療が適しているかどうか判断させていただきます。

なお、インプラント治療の手術時間はおおむね30分~2時間程度、治療期間は比較的短期間ですが、患者様の口腔内の状況により異なりますので、詳しくは診察の際にお尋ねください。

当院のインプラント担当医はインプラント治療の先進国であるアメリカ(UCLA)に約2年間留学した経験を持っており、当医療法人でのインプラント治療の成功率は、1回目:99.5%、2回目:100%と、高い実績を誇っております。

精密な検査をします

インプラント治療は手術をともないますが、麻酔を使用いたしますので痛みはほとんどの場合ありません。それでも、ご不安を感じる患者様もいらっしゃるかと思います。当院では、安全に、そして安心して患者様に手術を受けていただくため、通常のデジタルレントゲン撮影のほか、精密な診断へとつなげるCT画像診断(※)も採り入れております。(※当院での撮影ではなく、他施設での撮影となります。)

インプラントCT画像診断

また、3Dコンピュータシミュレーションシステムを導入し、術前に患者様とコンピュータ画面を見ながらインプラントの埋入本数などを決定しつつ、埋入のシミュレーションを行っております。

CT画像による精密な検査と、3Dコンピュータシミュレーションシステムによる事前のご説明、この2本立てで患者様の不安を解消します。どうぞ安心して当院にインプラント治療をおまかせください。

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