歯ぎしり 歯ぎしりをしてしまう

口の中に食べ物がない状態で、下顎を前後左右に動かし、上下の歯を強くこすり合わせることを歯ぎしりと言います。

歯ぎしりには、次のタイプがあります

  • グラインディング
    上下の歯を臼のように擦り合わせる運動。一般的に「歯ぎしり」とはこのグラインディングを指します。歯に異常な力が働くので、歯が割れたりグラグラして抜歯にいたるケースが多くあります。

  • クレンチング
    上下の歯をぐっと静かに噛み合わせる動作。自覚症状、他覚症状ともにほとんどないため発見が遅れやすく、治りにくいのが特徴です。

マウスピースで口腔内を守ろう

歯ぎしりがさまざまな影響及ぼしますが、入れ歯治療にまで支障を生んでしまうことがあります。
例えば、「楔(くさび)状欠損」もその一つ。知覚過敏を引き起こす 症状ですが、強すぎるブラッシングによって歯と歯ぐきの境目の象牙質が削れることで生じるだけでなく、歯ぎしりなどで咬み合わせがくずれ、歯に無理な力がかかることによっても生じます。

また、「骨隆起(こつりゅうき)」も、歯ぎしりが影響し、上あごや下あごの内側などに骨がぼこっと出っ張って 膨らみができる症状です。これらの症状があると、その度合いによっては入れ歯が入らなくなってしまうこともあるのです。

歯ぎしりはこのように、思いがけないところにも影響します。歯ぎしりによる口腔内への負担を軽減するには、マウスピースが効果的です。歯やあごの骨への異常を生む前に、早めにマウスピースによる治療を検討しましょう。

マウスピースで口腔内を守ろう
Storiès/Unsplash

ナイトガードとは、歯ぎしりの治療に使用される透明のプラスチック製のマウスピースです。
夜、寝るときにナイトガードを装着することによって、歯や顎に加わる力を軽減し、歯ぎしりの症状をやわらげます。

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